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次年子小学校訪問

山形県大石田町次年子。

 

尾花沢盆地の中心部の大石田駅から最上川を渡り、東へ15km程度車を進めると次年子(じねご)という地区にたどり着く。次年子は、そばが有名で検索を駆けるとまっさきにそばが出てくる。

秋田県には笹子とかいて(じねご)と読む地域があるが、こちらとは漢字が異なる。次年子と笹子、おなじ東北の中山間部にある村はどこかで関わりがあるのだろうか。

次年子の街を貫く県道36号線を南に車で走らせると川を挟んだ高台にお目当ての円形校舎が見ることができる。初めて見ると山の中にポツンとあり、異物感が大きい。浄水場関係の施設(タンク)に見えなくもない。

おそば屋の前で県道を逸れ、次年子川を渡る。そこから河岸段丘を一気に駆け上がり円形校舎の前にたどり着く。入口には校門が残されており、名前もしっかりと読み取れる。

 

「大石田町立 次年子小学校」

 

入口に向かう。現在は次年子窯という施設にリノベされている。後でわかったことだが、形式上は格安で大石田町より建物をリースしている。廃校後も格安で貸出し、維持管理されている素晴らしい事例である。次年子窯は文字通り窯元で、アトリエのような使われ方をされている。訪問時も代表の高橋さんが暖かく迎え入れてくださり、見学の許可をいただけた。サイトも載せるので、ぜひ作品を見ていただければと思う。可愛い作品ばかりであった。(こちらから)

さっそく中に入る。1Fは完全にアトリエとなっており、撮影はご遠慮させていただいた。なので紹介は2Fから。まず初めに階段を上ると大きなホールが現れる。ここがまさに円形校舎の中心である。ここから放射状に各教室が見渡せる。例えが悪いが網走の刑務所がこんな感じの配置であった。中心にいればどの教室を見渡すことができる。いわばここに来れば生徒達の交流も深まるよね。そんな意図がある。生徒達が去った現在は、次年子窯で作られた作品が展示販売されている。なんておしゃれな展示方法だろう。円形校舎そっちのけでしばらく作品を眺めていた。

こちらが教室である。扇形をした教室は真ん中の黒板に集中しやすく、大学のホールタイプの教室の小さい版といったところだろうか。こりゃ遅刻してこっそり入ってくるなんて技は使えないな・・と邪推する。

窓からは心地よい初夏の風が入ってくる。よい場所だ。こんな場所で過ごしてみたかったと思いながら見学していた。

 

はじめに→次年子窯(続)

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