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台湾式の葬式の話

2017年3月11日

朝起きるとドミトリーにお酒の匂いが充満していた。気分のいいものではない。

しかしどこか、居心地の良い台中市内を後にする。

本日は途中、彰化市を経由して嘉儀市を目指す。先日に引き続き100km近い距離を漕がなければならない。今日も今日とて 無心で自転車を漕ぐ。時に歌いながら。

彰化市では、扇型車庫とかいう鉄オタほいほいの観光地を見学。異国の自転車用のレーシングパンツでカメラを持った背の高い鉄オタお兄さんは目立つらしく子供たちから大人気だった。

鉄道写真はまた別途。どこかの機会にでも。

台湾のお葬式で出たことはあるだろうか?台湾の一部地域では、にぎやかなお葬式を執り行う。この事実をどこかのテレビ番組でみて事前に知っていたが、まさかこの旅で出会えるとは。知らない方は、youtubuで「台湾葬式」とでも検索していただくとヒットするだろう。ミニスカのマーチングバンドが葬式会場(テントの中)に入っていく姿はまさに、、まさに、、、なんだろう。文才のない私には形容することのできない感情になる。。もちろんわたしも見学させていただいた。アーメン。ぼくの葬式もミニスカポリスコースでお願いします。

なんやかんやあって(葬式)本日の目的地の嘉儀市へ到着した。

夕食にとローカル店に入ると若い青年に話しかけられた。同じく自転車旅中らしい。

この頃の台湾は環島1号線と呼ばれる、台湾を一周するサイクリングロードを定め、イケイケの時代だった。GIANTやMERIDAといった自転車メーカーを有する台湾の自転車文化はとてもアジア圏とは思えない。私の自転車もいわば里帰りといったところだ。

この兄ちゃんおススメの魯肉飯(ルーローハン)に私はドはまりしていくことになるだろうとはこの時には思ってもいなかった、、

嘉儀でも寺院を見学。過去一かっこいいお寺でテンションはMAX。たしかここは、オレンジ色の7つの玉を集めるとこの龍が出てきて願いをかなえてくれるという。

(*’ω’*)(ミニスカ葬式…ミニスカ葬式…ミニスカ葬式…)

嘉儀の夕焼け。明日も無心で漕いでいこう。と思えるいい夕日だった。

 

台中→嘉儀 97.4km 完

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