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ロングドライブは体によくない(アメリカ大陸横断記)

2017年9月10日 4:00

 

突然友人Kに起こされた。

友人K「〇〇!ブレーキ踏んで!ブレーキ!」

私「??」

とりあえずブレーキを踏む。車は止まっているし、サイドブレーキも引いている。そもそもエンジンはかかっていない。一度冷静になり、友人Kにどうしたのか尋ねると、寝ボケて車が動いている錯覚に陥ったそう。夢の中で車を走らせていたようだ。そこで隣を見ると熟睡中の私。そりゃ叫ぶよね。

実は、私もグランドキャニオンでの車中泊で同様の夢を見ている。やはり長距離運転後の車中泊は体によくない。車のシートに座っている=運転中と体が覚え、寝られないのだ。私は車中泊大好き派で友人Kに強要している部分もあったので、なんだか申し訳ないような気持ちになった事件だった。

カールズバット国立公園の夜が明け始める。朝の身支度をして、今日の準備をする。なぜか車外に友人Kのスマホが落ちていたが昨日夜に起きて落としたそう。ああ、だいぶ疲れてるね・・・今日はしっかりベットで寝よう・・

山道で車を停めて景色を眺める。良き風景だ。

私たち。昨日の夜を起きたことを爆笑しながら今日もがんばろと誓う。

アメリカにコンビニは存在しない。存在はするが、ガソリンスタンドの売店という形である。そのため、ガソリンを入れる際は必ずお買い物タイムとなり、食料と飲み物を買い込む。今回は友人Kがピクルスを買ってきた。私は、ハンバーガーの中のピクルスしか見たことはなく決して良い印象はない。酢豚のパイナップルと同列で入れなくてもいいと思ってる。しかしこのピクルスが絶品だった。味は、ハンバーガーの中のものと大差ないが、かぶりつくことでうまみの感じ方が違い、私もこの商品の虜になってしまった。次あったら買おう。

本日は、サンアントニオというヒューストンの手前の街に寄った。サンアントニオに着くと車を停め、名物のボートで街中を観光した。

今までの街と比べ、都会的で好きにはなれないが、たまにはこういうところも良きである。

友人は美食家でハンバーガー生活が嫌になってきているらしく、しっかりとしたレストランで食べることとなった。私は、ツナという単語に思いを馳せ注文した。そして出てきたのは、マグロのステーキという謎料理だった。様々なスパイスとソースが駆かけられなんとも味わい深く、繊細な、様々な味が合わさった・・・・料理だった。(私は、焼いた肉に焼肉のたれだけでいい。それだけで十分。)

川沿いのテラスでの料理を楽しんだ私たちは、夕涼みがてら散歩してサンアントニオを後にする。本日の宿はサンアントニオ郊外のニューブラウンフェルズにあるモーテル6に泊まった。無料のコーヒーとプールがあったがベットに飛び込んむとそんな気分には一切なれず、すぐに夢の中だった。

 

 

計画編→ロサンゼルス→ラスベガス→カジノ→アンテロープキャニオン→グランドキャニオン→エレファント・ビュート湖→ホワイトサンズ→カールズバット国立公園→サンアントニオ(続)

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