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ミャンマー環状線に乗ってみた。(ミャンマー鉄オタ放浪記)

2017年8月29日 11:24

 

ガタンガタガタタタタガン、ガタンガタン・・・

前回ヤンゴン中央駅で元JR東海のキハに列車に飛び乗った私はよく揺れるデッキの地べたに座って外を眺めていた。反対の線路には、元JR東の気動車がすり抜けていく。

「これは夢なのか?」

隣を見ると、異国人だ。目の前のドアは列車が発車したのにもかかわらず、一向にドアが締まる気配はない。

低速となった列車に飛び降りる少年。上に見えるのは今朝、客車列車を撮影した跨線橋だ。JR東海時代にはめったに見られない、男鹿線もびっくりな長編成は列車をくねらせながら本線へ。すべてが圧倒される風景。乗車してからまだ5分ほどしかたっていないが、もう満腹だ。

こちらは、車内で圧倒される自称元野球部の太陽とローカル利用者。禁煙の文字と彼の姿以外全く馴染みのない世界。非常コックは壊され?(とりはずされ)日本時代とミャンマー時代が入り混じっている空間がなんとも面白い。ボタンを押すとがドアが開くと日本語で書いてあるワンマンボタンがあった。試しに押したらドアが逆に締まるかなと思ったが締まることもなく、開いたままだった。この調子で非常ボタンも押してみたくなったが、もし列車が止まったら怖いのでさすがに自重した。

っと鳥羽行き!!これに乗れば、4万もかけずに愛知にすぐ帰れそうである。きっと海を走れる水陸両用車両なのだろう。独立から70年ほど成し遂げるとは、さすがの技術力である。

貨物列車と行違った。鉄オタは貨物列車が大好きだ。特にこういう長い貨物ではなく、短く変わった貨物をひいて走る列車には目がない。秋田の星の彼か太陽の彼かは忘れたが、「おっおっー」とニヤニヤしながらカメラを構えていた。第三者目線だと気持ち悪いが、今日は私もその一員である。これはかっこいい!最高!!ミャンマーDFかっこよすぎ!!!!!

次の駅に着くとスコールが降り出した。早めに宿を出て正解だった。本日の目的地は、ダニンゴン駅。初海外の星の彼が言うには、駅と市場が合体した風景が見られるらしい。それまでの鉄道旅の風景をパシャパシャとスナップしていたので、掲載いたしやす。ダイジェストでどうぞ!!

気が付くとスコールも明けた。グーグルマップを見るとそろそろ、ダニンゴン駅に到着しそうだ。一体どんな体験ができるのだろうか・・なかなかのスラム感あふれる場所と聞く。高級一眼レフを持った日本人の三人組は危ない目にあったりしないだろうか・・不安だ・・

 

次回、

「ダニンゴン市場でおばさんに腕をつかまれる。」

でお送りします。

 

秋田市→寿司パラ→ヤンゴン中央駅→キハ40(乗車中)

 

 

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