film:FUJI COLOR PRO400H
破格で手に入れた60年前のカメラ。「古い電車をとるなら古いカメラで」と独自の理論でずっとやってみたかった試み。このカメラの最高シャッタースピードは1/100。いつものように雑に連射できる機能もない。シャッターボタンも3mmくらいしかないレバーを上にあげるだけ。これほど現代の鉄道を撮影するのに使いにくカメラがあっただろうか、いやある。私の手元に。
film:FUJI COLOR PRO400H
PRO400Hと雨は条件が良い。発色も申し分ない。35mm時代からお世話になっているこの発色はNikon使いの私にはいつまでたっても届かない。
film:FUJI COLOR PRO400H
現像に出してからとどくまでのこのワクワクは久々だ。いつもは大手のカメラ屋さんで現像を頼んでいたが、今回はたまたまネットで見かけた個人店にて郵送現像を依頼してみた。すごい。現像でここまで変わるのか。単純に同じフィルムを現像店違いで出してみたい気分にもなる。フィルムは奥が深い。学生時代には金銭的になかなかつらかった、中盤の世界であるが、お金があるが時間がない社会人にはぴったりの趣味なのではないか。そんなことを思う今日この頃である。