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GFXをもってGSXで旅をする。

バイクの名前は難しい。CBR250RRといったR何個付くねん。R^3にまとめろや。と思えるような名前も多い。さらにヤマハ、スズキ、カワサキ、ホンダ、とメーカーも多く、理解が追いついていけない。同期は「あの~あれでしょ、隼とかニンジャとかいいよね」といった具合だ。「バイクに乗ると鬱が治る」そう聞いたのは2014の夏、当時大学生だった私が周りが中型免許をとっていた時期に聞いた話だ。そんな中、バイク屋への付き添いの時に見たバイクがサワサキのZXR250だ。緑色の車体に丸い目が二つある姿に目がひきつけられた。本体価格は32万円。買えなくはなかったが当時の私はカメラとレンズを買い漁っていたし、何より車があった。到底維持できる状態ではなく免許合宿費の10万円ですら厳しく、バイクにまたがるのは夢のまた夢だった。そんな私に転機が訪れたのは社会人になってからである。社会人三年目となり仕事を覚えつつ後輩もできた。毎日22時まで働き精神を消耗していたところ、ふとネットでZXR250を見た。その価格は70万円。衝撃だった。デビューから30年近く経過しているのにもかかわらず、値段が高くなっている・・・・今乗らなければいけない。決心した当日に私の足は自動車学校へ向かっていた。3か月程で簡単に免許が取れた。

晴れて免許をとった私だったが、お目当てのZXR250は高すぎて手が出せないでいた。そんな折、バイク屋の隅で丸目2灯のバイクに出会った。それがスズキのGSXだ。そのGSXR250はZXR250と同時期のレーサーレプリカブームに作られたバイクで、250ccの高回転まで回る4気筒のバイクだ。気に入った点が3つあって、①値段が安かった事。②高回転の音が素晴らしい事。③丸目がかわいい事。だ。納車してすぐに17000回転まで回るバイクと軽い取り回しが癖になってしまい。幡豆の山を蒲郡線を放り出して走った。結局一目ぼれしたZXR250は買わずに、安いGFXR250を買ってしまった。

そろそろカメラを買い替えたい。そう思ったのは時々露出が高くなったり、バッテリーの蓋が馬鹿になっている壊れかけnikonDfで撮影していた時だ。メーカに3回修理を出しただ結局これだ。もうあきらめよう。レンズはすべてNikonFマウントでそろえているため乗り換えるならNikonのレフ機かな、、と思っていたが、現Nikonのレフ機(Fマウント)のラインナップを見るといまいち心に響くものがない・・・というか時代が止まっている。しいていうならD6。ただあの重さと取り回しの悪さから大きいカメラはもう持ちたくない。そうするからついにミラーレスか・・・zfcがよいが現物を見てみるといプラスチック感が気に入らなかった。フルサイズ以上は譲れない。ミラーレズ、フルサイズとなると選択肢はSony α7 、nikon z7Ⅱ だった。しかしどちらもみんな買っていて同じような作例ばかりでつまらない。どうしようか。。

で買ったのは、GFX50Sだった、中盤ミラーレス。選んだ理由は消去法。持っているレンズはすべてMFレンズと化した。動きものなんて撮れない。連射はコマ3コマしか撮れない。連射しても鉄道は良い位置でとれない。

GSXもGFXも消去法で選んだ私の新しい相棒たち。でもなかなかやるやつら。バイクにまたがるだけで世界は一気に明るくなり、高回転域まで回すと脳汁分泌されるのが分かる。カメラの圧倒的センササイズによって圧倒的階調は素晴らしく、フルサイズカメラにはまねできない。そして圧倒的センササイズによるボケ。すべてのカメラのF値が1.5段低くなる。もともと単焦点低いF値のわたしのレンズ群はAFと引き換えに、たちまちF0.95となり高級レンズとなった。

 

しばらく使い込んだ時にレビュー記事を上げたい。今回は買いました報告と、ファーストイプレッション記事とする。

 

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