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ヘルシンキ観光(ユーラシア大陸横断記)

2018年2月24日

 

ヘルシンキにて朝のお散歩。

朝ご飯を求め近くのスーパーまでやって来た。

物価の高いヨーロッパで贅沢はできない。

おしゃれな街角で優雅な朝ご飯を食べたいところだが、私にそんな余裕はない。が、憧れはあるので、スーパーでドーナツとコーヒーを買った。価格は130円程度。

ドミトリーに戻りヘルシンキのパンフレットを眺めながら甘ったるいドーナツとコーヒーを腹に流し込む。マリメッコといったおしゃれな雑貨系が有名らしい。欠片も興味がわかないので、本日は街ブラに決めた。

昨日買ったトラム24時間乗り放題券を使って街の中心部へ向かった。いかにもな観光地があったので下車。調べるとこれは、ヘルシンキ大聖堂らしい。昔はどこにでもあるような教会だったがリノベされネオ・クラシック界の中のサラブレットになったそうだ。(知らんけど)きっとこれは1800年代中期の劇的ビフォーアフターで取り上げられたに違いない。匠もびっくりだ。

北欧の街並みを抜けて走る。

街中を走るトラム。便利。

ヘルシンキ中央駅。

入口ロビーは歴史ある風格の建物。ロビー上にはシャンデリアが輝く。

大きな屋根があってそこに列車が突き当りで止まっている。

かっこいいいいいいいいい。

これ、これでいいんですよ。駅は。日本でいうところの、阪急梅田、上野、上市、宿毛。どれも素晴らしい駅たち。建築を専攻しているわけではないがこれは世界遺産にしてもいいんじゃないんですかね。

中央駅で適当に昼飯を食べると、次はトラムに乗ってフェリー乗り場へ向かった。

ヘルシンキWEST TERMINAL T2

いちいち建物のかっこいいヘルシンキ。名残惜しいがここからフェリーで国境を越える。昨日の夜買ったトラム24時間乗り放題券は、残り8時間も残して紙切れとなってしまう。この旅は移動が目的だ。そう、この旅のコンセプトは「とにかく移動すること」。

あのー海凍ってませんこれ大丈夫なんですか?

フェリー先端部にあるラウンジで出発の時を待つ。ジャズなんか聞こえてきて、旅情を掻き立てる。

目の前の氷を砕きながら船は進む。船体の下のほうからゴリゴリとした音と振動が聞こえてくる。なるほど、小さな船だとタイタニックしてしまうから、こんなにでかいのか。津軽海峡フェリーも初めて乗った時は感動したが、今となっては小舟だ。氷を砕いてからドロフィンを名乗ってほしい。

 

まぶしい。きっと南極もこんな景色なんだろうなと思いつつ、対岸のエストニアを目指す。

 

次回、、エストニア入国!(続)

 

 

 

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