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消えた街「袖川」

大学の図書館で一冊の本と巡り合った。その名も「秋田・消えた村の記録」。秋田の廃村をまとめた本なのだがその中に「袖川」という記事に目を奪われた。「途中、626mのトンネルを抜けると集落にたどり着く。」とある。

 

626m???

 

そんなに長いトンネルが秋田に存在するのか?ましてやそんなに長いトンネルを抜けた先に廃村があるのか。そんなもの千と千尋の神隠しの世界ではないのか。思いもたっていられずに秋田にいる同じ趣味(一言では洗わせられないが、民俗学オタク?地理オタク?)仲間に声をかけた。二つ返事でOKをいただけたので、夏も終わりかけの9月13日に探索を開始することになった。

こちらが、今回の計画図である。廃村袖川の他に森林鉄道跡も今回探索する。事前に下直根から袖川発電所までは車でも行けることを確認済である。(ただ、全線舗装はされておらず、すれ違いも難しい)今回は車二台を使用して袖川発電所に一台デポして百宅まで移動。百宅から袖川発電所まで徒歩で踏破してそこからデポした車で下山という形をとった。見るべきポイントは袖川の廃村、ネットにほぼ写真の上がっていない袖川第三トンネル、626mの長大トンネルである。

 

秋田の秘境に今挑む。

 

 

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