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シベリア鉄道旅の終わり(ユーラシア大陸横断旅)

2018年3月5日

 

朝起きると中国の農村部を走行していた。本日の昼には北京に到着する。

遠くに見えるのは、高速鉄道の高架だろう。手前の民家と雲泥の差である。近年急速に広がる中国の高速鉄道網。一切路線の新設がほぼない日本と比べてこんなにワクワクする国はあるだろうか、いやない。

昨日の夜、出国の際に朝ご飯無料券とお昼無料券をいただいていたので、食堂車に朝食を食べに行く。内容は白飯と豆で非常に質素すぎて写真に残っていない。

北京市内を古い客車列車が通過していく。写真はおそらく北京南駅。向こうにはCRHが止まっている。もう旅も終わりか、、、

とうちゃーーくーーーー!

モスクワから5泊6日のK3/4列車の長い旅が終わった、、、わたしのシベリア大陸横断の旅もあと少し。

中国まで来ると一気に「アジア」の雰囲気を感じる。漢民族の顔もどこか日本に近いものを感じる。

北京駅では少し散策してみる。みんな大好き東風型も見られた。

とにかく人が多い北京を抜けたく、地下鉄を利用して旧市街の宿に向かった。地下鉄のチケットを買うのにも15分は並んで購入した。人がとにかく多い。

宿をとった旧市街は雰囲気がいかにもな中国で、ここでなら三国志の映画とかも撮れそうだ。

宿はみんな大好きドミトリー形式の安宿である。宿のシャワーを浴びて少し横になった後、荷物を置きお散歩に出た。足で蹴る羽根つきスポーツ(何て名前だ?)や将棋的なもので賭けをするおじさま方を横目に夕食を求めて散策。列車の乗りすぎで止まっているのに体が揺れる現象を感じる。徐々にリハビリをせねば。

夕食は麻婆豆腐と炒飯にした。量が多い。辛い!さすが中国。おいしさに感動だ。もう駅の売店の総菜から解放される喜びで涙が出そうだった。

 

フィンランド→エストニア→サンクトペテルブルグ→モスクワ→モンゴル→中国(北京)→ (続)

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